膣圧、測りました。
訪れた先は、神奈川・横浜の「LUNA骨盤底 トータルサポートクリニック」。女性泌尿器科を専門とする女性医師が、おしっこ系の悩みからセックスライフの悩みまでに応えてくれるクリニックです。3人の前に出されたのが「膣圧測定器」。この棒状の部分を膣に挿入し、ぎゅっと締め付けることで、筋力を測定します。
トップバッターはギャル代表のmessy編集部員・舞生G子(まう・じーこ)選手。
ベッドに横になった彼女に、衛生のためにコンドームをかぶせた棒状の部分が挿入され、これでセット完了。先生が測定器を操作すると、機械によるガイダンスが流れます。
「膣圧と持続時間の測定を行います。正しい測定結果を得るために、音声ガイダンスに従って、膣をめいっぱい締めて、できるだけ長く維持してください。なお、測定中はお尻の穴と膣と尿道を胃のほうにつり上げるイメージで行ってください」
続けて「締めてください」と合図があり、ブーーーーと低い振動音がします。ほどなくして、
「はい、41ですね」
と先生の声が聞こえてきました。正確には、「41cmH2O(センチメートルエイチツーオー)」。圧力を示す単位で測られます。トップバッターということで、この数値がいいのか悪いのか、まだわかりません。ちなみに、膣圧を測る機械はいくつも種類があり、それぞれ挿入部分の太さや長さが違うため、同じ人が測っても機械によって数値が変わるそう。つまり、平均値がはっきりわからないのだとか。
二番手は、編集長の下戸山うさ子選手。もともと筋肉がほとんどない超スレンダー体型のうさ子選手。最初から自信がなさそうですが、測定を始めると
「締めてください、締めてください、締めてください……」
と、まさかの連呼! 締めつけが弱すぎて、センサーが反応しないのです。「まったく締めることができてませんねぇ」と先生の困った声も聞こえてきます。
「どこに力を入れていいのかわからない~」
嘆くうさ子選手に、先生自ら膣に指を挿し入れ、「ここに力を入れて!」と指導しますが、やっぱりよくわからない様子。息を止めながら、股間にぐっと力を入れ四苦八苦した結果、「14です」と、宣告されました。普段使わない筋肉を使って疲れ果てたうさ子選手。あんまりな数値に追い打ちをかけられ、げっそり憔悴しきっています。
ラストは、桃子選手。バイブコレクターとして、日々、異物を挿入して気持ちよくなっているだけに、数値も期待できそうです。それどころか「普段から膣トレを意識している」という発言も! なのに、いざ測定が始まると……
「締めてください、締めてください、締めてください……」
えっ、うさ子選手と同じパターン!? さらに「先生、力を入れているつもりなんですけど~」と情けないことを口走っています。先生から、「内股に力を入れるんじゃなくて、膣を頭の上にスーッと持ち上げるように!」と指示され、励まされても、「わ、わかんない……」という体たらく。うさ子選手同様、先生の指入れ指導があっても、コツをつかめないまま、
「測定不可能……ゼロです!」
と宣告されてしまいました。思ってもみなかった結果に、桃子選手は呆然とするばかり。今までやっていた膣トレ、実は間違いだった? 私、もしかしてバイブのせいで緩くなっている? と、しきりに自問自答しているようですが、これは自分の身体の弱点を知るいい機会です。さらに、先生に詳しくお話を伺いました。