♪何も~かも~ めざめ~てく~ 新しい~ わた~し~……♪ (by聖子ちゃん)
春ははじまりの季節。気分もウキウキビラビラ☆
こんなにうららかなお天気なのに、屋内にじっとり籠っていてはもったいない!
ということで、今回は都内某公園でピクニックをしながらまんこ観を取材してきました。
お話をお聞きするのは、わたしの3Dマンボートプロジェクト(詳細はコチラ)にも出資してくださったまんこ意識高い系女子、
甘めの原宿系イカちゃん(24才会社員)と、少年ぽいクールビューティのパイセンちゃん(25才会社員)。
フレッシュでさわやかなこのお二人から、かつてないほどクリエィティブでアグレッシブ、そしてチャレンジングなまんこ話が語られるとは、不肖わたくし、予想だにしておりませんでした……。
――えー、今日はわたしがピクニックをしたい! という理由だけで野外に付き合っていただきありがとうございます。お二人とは、わたしの3Dマンボートプロジェクトからの知り合いですが、わたしが言うのもなんですが、何故まんこアートなぞを応援しようと思ってくれたんですか?
イカちゃん(以下イ)「ろくでなし子さんのことは2012年に銀座のヴァニラマニアで開催された『デコまん展』で知って、『こんな人がいるよー』ってパイセンに教えたんです。あ、パイセンは本当に大学の先輩です」
パイセン(以下パ)「わたし、女性のまんこが好きなんです。ろくでなし子さんのことを後輩のイカちゃんから聞いて感動して、即ボッ金(募金)しました」
イ「まさかパイセンがあんなに高額ボッ金するとは(笑)」
パ「3Dスキャン見学会にも、お祝いなのでボーナスでスーツを新調して行きました!」
――お二人のボッ金のおかげ様で無事まんこのボートを制作することができました(泣)。今まで、まんこと言えば、男にしか、それもエロ目線でしか注目されなかったけど、同じまんこ持ちの女性に応援してもらえたということがどれだけ励みになったことか……。本・当・に! ありがとうございます! 生きててよかった!!!!(泣)
――野ざらし(以下野)ろくでなし子さんが感動でむせび泣いてる(笑)。ところで、女の子のまんこが好きというパイセンはレズビアンかな?
パ「男ともセックスはできるけど、好きなのは女性ですね。実は初めてちゃんとまんこを見たのも自分のではなく、高校生の時付き合っていた女の子のまんこでした。ピンク色ですごい綺麗だ! って感動しました」
――へー! 自分じゃなくて他人のまんこのほうが印象深いんだ。
パ「あと、中がすごかったです。イソギンチャクみたいで」
――たしかに、まんこに指入れると自分でもビックリするわ、内部がすごいことになっていて。
パ「わたし、まんこには普通の人が持っているような悪いイメージはなかったんです。でもその彼女がまんこを見せることをとても恥ずかしがって、触られるのを楽しめない子で残念でした。それで、まんこは世間では恥ずかしい場所なのか? と考えるようになって」
イ「わたしも小さい頃からオナニーはしてたけど、「『まんこ』って言っていいんだ」って思えるようになったのは、ろくでなし子さんの活動を知ってからです! 幼稚園の頃、『まんこ』という言葉の意味を知らずに『ねこのまんこちゃん』という物語を作ったんですよ。『ねこまんま』って言葉が可愛いくてなんとなく『まんこちゃん』と名付けて、内容もまんことは全く関係ないハートフルなストーリー。なのに、母親にものすごい怒られて(笑)」
――「まんこ」という言葉を“無”から創造したのに!(笑)
――野 怒られると「言ってはいけない」って思いますよね。それが「触ってもいけない」と思うようになって、「恥ずかしいもの」におとしめられていくんですね。
パ「まんこを隠しすぎですよね」
イ「てか、むしろ自分のIDカードをまんこにして首から下げて歩けばいいのに。まんこ認証なら間違いないからセキュリティ万全だもの」
――まんこ認証! 絶対悪用されないね!!(笑)
――そういえばイカちゃんは大人しそうな雰囲気だけど、結構大胆だよね。デコまん展に来てくれた時も「昨日セックスした」って言う人たちを連れて来てたし(笑)。
イ「わたし、変態の引きがいいんですよ。中学の時は『女王様』がいて、その子のいうことを聞く召使みたいなこともやってました」
――中学で、SM!!!!
イ「そう。ある日その子がエロ本を持ってきて『この通りにオナニーして報告しろ』って言われて。家でその通りにやったらすごい気持ちよくて感動したんです!(笑)
次の日、女王様に『よかったです!』って報告したら、『マジでやったの!?』ってドン引きされて逆にビックリみたいな(笑)」
――女王様に引かれたんだ(笑)。
イ「その子も学年が上がるにつれ勉強ができなくなってパッとしなくなって、主従関係はなくなったんですけど、今度は教師にストーカーされ続けて大変でした。
あー、あとバイト先に蜂鳥あみ太さん(全身網タイツで歌うシャンソン歌手)が普通にバイトしてたので、その人の影響でデパ地(デパートメントH)とか行くようにもなりましたね」
――普通バイト先にそんな人いないよね(笑)。
イ「そう(笑)。それでわたしもゼンタイ(全身タイツ)にハマりまして。当時の彼氏におそろいの全身タイツをプレゼントしたんですよ」
――ペアの全身タイツ! 流行らせたい!
イ「でも、彼氏が引いちゃって。一緒にワカメ酒ならぬアワビ酒もやった人だから、そういうのもOKかなーって思ったけど寂しかったですね」
――えっ!? アワビ酒って何?
(次ページへ続く)
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