タレント布川敏和(48)の妻で元アイドルのつちやかおり(49)の手繋ぎ不倫デートが、5月1日発売の「週刊新潮」(新潮社)で報じられた。
つちやのお相手は港区の割烹店店主(50)。布川もよく知る人物だという。三軒茶屋の街を、しっかりと手を繋ぎながら歩く二人の姿は、どう見ても仲睦まじい恋人同士のようにしか見えない。
一昨年冬から布川と別居中だというつちや。同誌の取材に対しては「酔っていたから手を繋いでしまった。他の飲み友達とも、酔っている時は手を繋いだりします」と答え不倫を否定したが、1日に開いた会見では一転。相手の男性について「別居して相談しているうちに、相談相手というより大切な方になりました」とコメントしたのだ。さらにつちやは「今回の件は全部自分の責任」と騒動について謝罪。「うやむやにすることもできたが、これからの私の人生できちんとしておかないといけないと思いウソ偽りのない本心を打ち明けたい」と話した。
一方、夫の布川もつちやの後を追う形で会見を開く。そしてここからが前代未聞! その布川の会見を『ノンストップ』(フジテレビ系)が生中継、そしてスタジオ内ではゲストとして登場したつちやが夫の会見を見つめる……という異例の事態となったのだ。
芸能レポーターからの「(妻との関係を)修復したいと思いますか?」との問いに「僕は全然大丈夫ですよ。昔から言ってますけど、洗剤のコマーシャルみたいに年とっても砂浜を手を繋いで歩きたいと思ってる」と微笑みさえ浮かべて答える布川。しかし、ふっくん残念! 妻であるつちやは布川と繋ぐ手はもう持ってないようだ。画面下のワイプの中から夫を見つめるつちやの眼差しは相当冷たく、まさに「冷め切っている」としか表現できないような顔をしていた。
『ノンストップ』レギュラーの神田うのから今回の不倫のお相手である男性について「大切な方なんでしょ? だってその人のこと真剣に思ってないと、わざわざこんなところに出てこないと思う」と問われ、頷くつちや。さらに「離婚について具体的な話なんてまったくなかった」という布川に対して「私は大きな覚悟を持って(家を)出た」とも話し、離婚を視野に入れていることを示唆。こんな大切なことでさえ言い分がすれ違っているあたり、夫婦の間には修復不可能な大きな溝があることを感じさせる。
今回の不倫騒動について「妻として母として言い訳のできない軽率な行為。バッシングされても仕方ない」と自らの非を認め、「あちら(布川)には一切非がない」と何度も繰り返したつちや。潔ささえ感じられるが、過去に数えきれないほど繰り返された浮気癖のある夫に対して、どうしても一発逆転のしてやったり感が見え隠れするのは否めない。
アイドルとして全盛期の頃から約10年の交際を経て結婚。3人の子供を育て2人はすでに成人している。49歳という年齢で、浮気夫と潔く決別、芸能界に本格復帰、さらには次の相手もしっかりキープ。子供たちも理解を示してくれているという。このつちやの生き方は「離婚したいけれど、ひとりで食べていく自信がない」と嘆く主婦層には憧れの眼差しを持って見つめられるのかもしれない。
たしかに小柄なこともあり(146cn!)、年齢よりはかなり可愛らしい印象を受けるつちやだが、今後『ふっくんの妻』という看板がなくなった後、果たして芸能界で女優・タレントとしての需要があるだろうか? 画面で見る限り相当気が強く、したたかさも併せ持っているようにも見えることから、今後どんな方面で活躍するのか、しばらく注目してみたい。
そして個人的には、つちやと布川のこの騒動に対して『ノンストップ』内で「だからこういうことなの。ボヤボヤしてたら、他の誰かに奪られちゃうってことなの!」と司会の設楽の言葉を遮ってまで語っていた神田うのことが気になって仕方ない。そんなに熱くなるなんて、神田自身も不仲説根強い夫へ「他の誰かに奪られちゃうかもだよ!」と訴えたいということなのだろうか……。
(エリザベス松本)