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処女はお兄ちゃんに捧げたかった…完璧な兄にふさわしい妹になるレッスン

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『もう兄妹ではいられない』

『もう兄妹ではいられない』

 憧れの人と、偶然ひとつ屋根の下で暮らすことになったら――少女マンガではよくあるストーリーですが、今作のヒロイン・理果の「憧れの人」であり学校中の人気者で生徒会長・佐田京介は一筋縄ではイキません。エッチなことをしてくるのにキスはしない、セックスもしない、気持ちがどこにあるのか全然わからない……ホロ苦くせつない恋物語『もう兄妹ではいられない』。さっそく見てみましょう!

 母親の再婚で、義理の兄ができることになった理果。しかし母からも「アナタ少しヌケてるから失礼なことのないようにね」と言われる理果ですが、少しどころか相~当ヌケてるドジっ娘です! そのため初日から憧れの京介(お兄ちゃん)に変なところを見せっぱなし。呆れた兄は、「俺にふさわしい妹になれるよう、躾けてやらなきゃいけないな」と、理果の敏感なところをつまんで……。

 家では基本的にノーブラで無防備な理果。まあ、読者の皆さんだって自宅ではそうですよね。でも、同じ年頃のお兄ちゃんと母親の再婚相手という「昨日までまったくの他人だった男たち」が家にいるのに、バスタオル一枚でウロウロしちゃう理果はヌケすぎです! しかもうっかりつまずいてバスタオルがはだけ落ちるわ、段ボールの中に尻もちをついて洋服がはだけオッパイ丸出しだわ、これじゃあ「恥ずかしくないのか?」「ちゃんと躾けてやらないとな」って言われるのも無理がないかも? 男にとってはラッキースケベの連続ですよね。

 学校では兄妹であることを秘密にさせられ、理果は「妹として」ふさわしい女性になるよう家で調教されていきます。お兄ちゃんから受ける初めての刺激に、シビれるような快感を覚えた理果は、その後も言われるままに「躾け」を受ける日々を送ります。自宅でも、生徒会室でも、挙げ句、母親の目の前でもこっそり秘部を濡らされてどんどん開発されていく理果のカラダ。ママがすぐそばにいるのに、勉強を教えるふりをして机の下でボールペンの先を股間に擦らせるお兄ちゃん……イヤらしすぎます(照)!!

 ただ、京介はひたすら舌や指で感じさせてイカせてくれるけど、理果が快楽に耽る姿を見るだけで満足なのか、キスも挿入もなしで自分を脱ぐことすらありません。しかし、京介に片想いする女生徒や理果を慕う男子生徒が現れたことで、徐々に二人の気持ちに変化が?

 「先輩(お兄ちゃん)のことが好き」と気付いた理果が、「先輩はどんな気持ちで私に触るんだろう? どんな気持ちで私にHなことをするんだろう? 単に躾けのためだけ?」と思い悩み、他の女生徒と抱き合っていた京介に素直な嫉妬心をぶつけたとき、彼は初めてのキスを――。

 それは「妹として」「躾けのための」キス? それとも、女として見てくれているの? 自分の気持ちに気付いてからの理果の心情はとてもせつなく、京介をこれ以上好きになったらつらいだけだと諦めて男友達に処女を捧げてしまうシーンはつらすぎます。「この苦しみが消えるなら、他の快感で上書きしたい」本気の恋を経験した時、理果と同じようにそう思ってしまったことは誰にもあるのでは?

先輩に初めてを捧げたかった
先輩とひとつになりたかった
やっぱり妹なんかじゃなく女として認めてほしい

 理果は自分の本当の気持ちを京介にぶつけることができるのでしょうか。そして京介は、彼女の想いにどう応えるのか……胸をきゅんきゅん震わせるエロティックラブストーリー『もう兄妹ではいられない』は、「コミックシーモア」でどうぞ!