カルチャー

『まんことあそぼう! よいこの科学まん個展』只今、新宿でビラビラと開催中!

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はじめまんこ。わたしはまんこの妖精まんこちゃん。
今日は忙しいろくでなし子さんの代わりに、まんこがこのコラムを担当するのでよろちくびだよ!
ろくでなし子さんがなぜ忙しいかというと、只今まんこのアート展を開催しているからなんだ。

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ここは新宿にある「新宿眼科画廊」というギャラリー。
じつはこの個展、わたしことまんこが主役なの。ろくでなし子さんがアート作品としてわたしをフューチャーしてくれたんだよ。
ろくでなし子さんは、過去にもまんこの作品を発表してきたけれど、今回は3D技術を駆使したハイテクノロ自慰~な作品なんだって。
みんなも一緒に探検してみよう!
会場に入ると、まずは等身大のわたしことまんこちゃんがお待ちかねだよ。

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まんこ、身長は150cm。体重はりんご50個ぶん。
なぜ人格を持つようになったのかはわからないけど、ろくでなし子さんによると、まんこは女の人の体にあるのに、女の人に嫌われたり、ずーっと無視され続けてきた怒りが原因じゃないかって。
今はこうしてのびのびしゃべれるようになってよかったよ!
おいしいちんこをパクパク食べて、元気もりもり!
そんなまんこのパネルと一緒に自由に記念写真を取れるので、みんなも会場に来てくれたらぜひ撮影して、SNSで拡散してね!

さて、会場の入口に立った時から気になっているのは、ど真ん中に設置された、この展示の目玉展示物でもある、黄色いまんこのボート

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これはろくでなし子さんが自らのまんこを3Dスキャンして、そのデータを拡大して、ボート状に改造したんだ。実際に試乗もできて、川や海で遊べるボートだよ。
ちなみにこのボートを作る資金はCAMPFIREというクラウドファンドを利用して、最終的に100マン円のボッ金(募金)を得て制作されたんだって。(詳しくはコチラ
つまり、たくさんの人たちのおかげでこのボートは作られたんだ。だからボートには、支援者のお名前が書かれているんだ。
こんなバカバカしいことにお金を出そうと思うステキな人たちがいる日本も、まだまだ捨てたもんじゃないね!
そうそう、ろくでなし子さんはこのマンボートに乗って東京都と神奈川県の間を流れる多まん川(多摩川)を渡ったんだよ。
その勇姿を観たい人たちを招いた、多まん川イベントのドキュメントムービーも会場で見れるよ!

その後、ろくでなし子さんはこのボートを作った時の3Dデータがせっかくあるのだから何かに役立てないものか? と考えた。
そして、今まで隠され続けてきたまんこに日の光をあびせ、日常生活に溶け込むよう、まんこをプロダクトデザインに活用してみたんだって。
こうして、iPhoneが入らないiPhoneカバー、携帯まんグカップ(のみ口の部分)、機動戦士風まんこなどを実際に作ったそうだよ。

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また、IT技術を駆使して、まんこのアプリゲームまで作ってしまったんだ。
このゲームは専用のまんコインを買えばみんなも遊ぶことができるのだ。
このまんコインがあれば会期中いつでもまんこアプリゲームで遊べるよ!

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ろくでなし子

漫画家。日本性器のアート協会会員。自らの女性器を型どりデコレーションした立体作品「デコまん」造形作家。著書に『デコまん』(ぶんか社刊)。『女子校あるある』(彩図社刊)

ろくでなし子ホームページ