
Photo by kenji ross from Flickr
女性誌のセックス特集などを熟読する女子たちの間で、「彼をトリコにするためには、もはやアナルセックスしかない」という考えに行き着く人が増えているらしい……そんな不穏なウワサを耳にしました。しかしながら、「漏らして気まずい思いをしてしまったら、トリコどころじゃなくなってしまうかも……」と不安を抱く女性も多いようです。
セックス特集などでアナルファック(以下、AF)を推奨する経験者の先生は、たいていAVや風俗経験者などのプロか、性の伝道師的な人々。高度な性生活を楽しむ伝道師様の助言は「アナルセックスは究極の愛の形! これでしか達しない世界にいきましょう!」などレベルが高すぎて、ハッキリ言って入門者にはあまり役に立ちません。未経験者としては、もうちょっとライトな経験者の意見を聞きたいものですよね。
そこで、今回はアナル経験1年前後(経験5回未満)のフレッシュな男女に取材を敢行。入門者がリアルに感じた、2大アナルメリットをご紹介しましょう。
その1:老後の夫婦生活を連想させる
汚い話ですが、入門者がAFを行う際は事前準備(洗浄)がうまくいかないことが多く、行為中に女性の排泄物が付着してしまうことも。汚いし、臭かったりしてめちゃくちゃ気まずいのです。いつもキレイにお化粧して、彼氏に可愛いところやセクシーなところしか見せていない女性ほどうろたえるでしょう。
しかし実はこれが絆を深めるチャンス。スカトロ趣味の有無など関係なし。
男性は「こんな汚いもんまで見せてくれるのか。なんか信頼されてる気がする。ここまで見せ合ったら将来お互い下の世話も軽々できそう。……将来!? オレ、今この子との将来考えてる!! 下の世話までできる最愛の彼女だ!」といった具合に、男性も自然に将来を意識し、結婚に一歩近づけるのです。
その2:処女をアピールできる
いくら経験を少なめにごまかしたとしても、「初めてなの……」と嘘をついても、男性のモノを見て「その棒なあに?」的反応を、ナチュラルかつみずみずしいピュア感た~っぷりで見せられなければ、男性も「こいつは処女じゃねーな」と察します。そして非処女を内心残念に思っている男性は意外と多いものなのです。
とはいえ経験のある女性が処女ぶるのはプライドが許さなかったり、恥ずかしかったり、虚しかったりするもの。ピュアでウブなアタシアピールなんて夢のまた夢です。
しかし! アナルだったら少々のビッチであっても未経験のことが多く、「初めてなの……」という男性が喜ぶ台詞をリアルに吐けます。正真正銘のアナル処女なのですから当然ですね。
まぁ2人目であっても3人目であっても普通のセックスに比べ、痛みや戸惑いが強烈なので、「初めてなの……」をリアルっぽく言えるでしょう。
トライ後も毎回のように痛かったりして、処女性を存分に見せつけることができるため、男性たちは感激。そして「初めてをくれたおまえを一生大切にする!」となるのです。
さらに、アナルでは妊娠をしないため、「こいつデキ婚狙いか!?」などと女性に対して疑心暗鬼になっている男性たちも、「この子は純粋にオレのこと好きでつき合ってくれてるんだ! なんて清らか! 運命の相手だ!」と高く評価してくれます。
性の猛者たちのように「AFで別世界に飛んでしまった~……」的なレベルに到達せずとも、アナルで男性は感動し、あなたとの人生を検討する可能性が高い……かもしれません。
痔主になるなどの危険性もある行為なので安易に勧めることはできませんが、彼との将来を意識している人は、アナル婚活にチャレンジしてみるのもよいかもしれません。
(取材・文=ソレイユ杏)
※あくまで一例です。すべてのAF経験者が結婚できるわけではありません。