連載

ホワイトデーには松ぼっくり!? 貧乏でもモテまくっていた風間トオルの少年時代

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視力3.0の短所

 次に訪れた思い出の場所は小学生の頃に良く来ていたという稲荷神社。とにかく暇だった風間少年は、時間を潰すために神社内にあるキツネの石像などを「ひたすら見ていた」(!?)のだとか。映画館のポスターに続き、また“見てる”だけ~! ポスターならば文字が書いてあったり出演者が写っているからそれなりに見応えがあるだろうけど、神社ではキツネの石像という情報量がだいぶ少ない鑑賞物だけに、それだけを見続けるにはなかなかの忍耐力が必要な気がする……。

 ヤックンと同様にこの旅に同行していたアンガールズの山根良顕は、その貧乏ならではの時間潰しエピソードを聞いて「時間が凄いあったんですね~」と驚いていると、風間さんは

「星とか月とか太陽は誰よりも見た! 今、視力が3.0あるんだけど、そのせいじゃないかっていうね」

 と、図らずもハイスペック視力を培ったトレーニング法を披露。山根に「アフリカで猟する人とかの視力ですよね!」とツッコまれると、

「そう、アフリカに行った時も誰よりも先にチーターを見つけた!」

 と、アフリカ人にも引けを取らないほどの眼力エピソードを明かしてくれたのだった。サバンナに行く時は風間さんに同行してもらえば、大体の野生動物の危険から逃れることができるかもしれない。

 ところが、このハイスペック視力には弱点があった。風間さんが高校時代、バイト帰りに通っていたという洋食屋さんを訪れて、久々に懐かしのメニューを頼もうとしたところ、何だか様子がおかしくなったのだ。メニュー表を手に持った風間さんから、「うわっ、全然見えないんだけど……」と頼りなさげなつぶやきが聞こえた。

 そう、誰よりも先にチーターをキャッチできるハイスペック視力ではあるものの、51歳という年齢には逆らえず相当な老眼を持ち合わせているそうだ。「かなりの遠視なんで……」と、断りを入れると、山根にメニュー表を持ってもらい2m以上も離れたところで「その辺が一番見えるかな~♪」と射程距離を決めたのであった。と、遠過ぎ~! テレビ画面からはメニューの写真の色合いがなんとなく見えるけれど、文字なんかまるで見えない~!

 風間さんは「何にしようかなぁ、ハンバーグ美味しそうだね~」と余裕綽々でチョイスし始めるのだが、お店のおばちゃんもそんな驚きの光景を目にして「こんなに(メニュー)離す人いない!」とドン引いてしまっていた。そりゃそうだ~。

 そして、懐かしの味を堪能しながら風間さんの高校時代のモテエピソードに話題が移ると、バレンタインデーの話が出て来た。昔からイケメンだっただけに、たくさんのチョコをもらったものの、お金がないためホワイトデーの時にはお返しに

「松ぼっくりを拾って来て、色塗ってプレゼントした」

 と明かしてくれたのだった。確かこのエピソードは前にも『明石家さんまのコンプレッくすっ杯』(テレビ朝日系)の出演時に話していたけれど、お返しが“色付き松ぼっくり”ってどうなんだろうか……。ギリギリ小学校低学年あたりが思い付くプレゼント案なのでは? 高校生の風間青年が拾って来て白く塗った松ぼっくりを、風間ファンの女子生徒たちは「嬉しそうにカバンに付けてくれた」とのこと。“リアル松ぼっくりストラップ”である。

 きっと、大好きな人が手作りしてプレゼントしてくれたものだったから嬉しかったのだろうけど、現代の女子高生がそんなお返しをもらったら「松ぼっくりとか、ありえないんですけど~!」などと言って投げ返されていたかもしれない。当時はいい時代だったんだな~。

 またしても今回、風間さんからたくさんの素敵な“ド貧乏エピソード”を聞かせていただけた。とても貧しくて生活が大変だったはずなのに、風間少年はいつも前向きで探究心旺盛なのである。とにかくいろんなものを「誰よりも見ていた!」と自負する風間さんの姿が何だか可愛らしかった。今度はどんなハイスペックを明かしてくれるのか楽しみである。

■テレ川ビノ子 / テレビが大好き過ぎて、頼まれてもいないのに勝手にテレビを全般的に応援しています。おもしろテレビ万歳!

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テレ川ビノ子

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