3日に放送された『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)に出演した芹那(29)。番組内で彼女は、これまで思わせぶりな発言を繰り返した結果、芸能界で孤立化し「芸能人の女友達がいないこと」が現在の悩みだと話していた。芸能人の誰かと連絡先を交換しても、プライベートでの付き合いをするまでには至らず、「(相手のブログを見ると)いろんな子たちと遊んでて、私は呼ばれてなくて」と孤独感を覚えているのだという。
その後、番組出演を機に「生まれ変わりたい」「新たな一面を見てほしい」という彼女は、VTRで自宅を公開。そこに映った彼女の自宅は、一人暮らしには多すぎるとも思えるような部屋数でゲストルームまで備えており、「ある会社の社長にそろえてもらった」というゴルフセットや30万円の羽毛布団等の豪華な品々が並んでいた。このセレブリティな芹那の暮らしぶりにスタジオの共演者たちも驚き、同番組MCの徳井義実(39)は彼女の自宅の家賃を40万円以上と予測。しかし、それを聞いた芹那は否定も肯定もせず笑顔を見せるばかり。
そこで「家賃を把握してないのでは」と疑われた彼女は「自分でちゃんと払ってます。変な人いないです」とパトロンの存在を否定。しかし、共演者たちの反応は冷たく、「ちょっと鼻につく」「女の子同士集まって『何あの子』って言われるようなタイプ」と散々であった。
芹那といえば元SDN48のメンバーで、グループ脱退後の12年からソロとして活動した途端、たちまちバラエティ番組でひっぱりだこになった。しかし、突然ある男性芸能人に口説かれたと明かす“売名行為”を繰り返したことから批判を浴びるようになり、徐々に露出は減少。加えて、昨年週刊誌に小池徹平(28)とのお泊まりデートをスクープされた時には、履いていたボトムスからTバックが丸出しになっている写真を掲載され、「下品すぎる」とまたもやイメージダウンが叫ばれる結果となった。最近ではネットで“消えたタレント”として名前が挙がることも多く、首のシワや肌の老化が目立つことからテレビ出演の度に“劣化”の声が聞かれる始末である。
こうして、いつのまにか嫌われキャラとなってしまった芹那。今回の「芸能人の女友達がいない」という悩みについても、ネットからは「あんなあざとい人とは友達になりたくない」「自業自得」と擁護の声はほとんどなく、アンチが増殖していた。
友達がいないと言った後に、誰かからのプレゼントが所狭しと並ぶゴージャスな自宅を公開するという、自虐と見せかけた自慢とも思える流れは彼女らしいといえば彼女らしい。むしろ、あのふにゃふにゃとした笑みを浮かべながらこれを堂々とやってのけることができるのは今の芸能界では芹那しかいないかもしれない。
わかりやすいほどの“あざとさ”を表現できるのは、ある意味では唯一無二の才能である。こうなったら“嫌な女”キャラをとことん追求するのもアリだろう。そうではなくても、彼女がほぼ“消えた”現状から挽回するには、何かしらの劇的な変化を起こすことが必要ではないだろうか。
女にはとことん嫌われるキャラをすでに確立しているので、今度は男にも「こいつは怖い!」と恐怖心を抱かせるキャラを足してはどうだろうか。なにしろオヤジウケは抜群にいい芹那。普通に考えれば、どこぞの会社の社長から、特に欲しいわけでもないものをたくさんもらっても困るもので、本心では彼女も(羽毛布団とかゴルフセットとか贈られても迷惑なんだよな……)と思っているかもしれない。そこまで暴露するキャラ設定にすればある意味怖いものなしなのではないだろうか。
(ルイコスタ松岡)