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板野友美、DA PUMP、小林幸子も…イオン回りに明け暮れる芸能人たちの今後

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左:『Chosen Soldier』エイベックス・エンタテインメント/右:『little』キングレコード

左:『Chosen Soldier』エイベックス・エンタテインメント/右:『little』キングレコード

 AKB48の37枚目のシングルを歌うメンバーを選出する「第6回AKB48選抜総選挙」が7日に行われた。先月、握手会の最中にメンバーが切りつけられるという悲惨な事件があり、厳戒態勢の中で開催された今回の総選挙。その結果、渡辺麻友(20)が前回1位の指原莉乃(21)を大きく引き離して頂点に輝き、会場は大いに盛り上がっていた。

 その一方では、昨年8月にAKB48を卒業した板野友美(22)の落ち目ぶりが話題になっている。在籍時にはチームの主力メンバーだった彼女だが、8月から愛知、宮城、福岡、大阪、東京で行われるライブの会場は収容人数700人~2700人と、AKB時代に比べてかなりの規模縮小を強いられている。

 加えて、彼女は今月から1stアルバム『S×W×A×G』の発売に際したライブと握手会で各地のイオンモールやショッピングセンターを回ったり、「ちば笑顔祭」といったローカルイベントに出演するという。かつてAKB48として東京ドームや武道館でライブを行っていたアイドルとは思えないこの現状に、ネットからは「ドサ回り」「落ちぶれすぎ」との声が相次ぐ事態に。

 しかし、そんな“ドサ回り”をしているアーティストは板野だけではない。最近では、DA PUMPもライブツアーと称して全国のイオンモールで公演を行い、小室哲哉(55)も沖縄のショッピングセンターでトークショーを開催している。ちなみに、小室と同じ会場では別日に板野のライブも敢行されていた。

 また、埼玉のイオンレイクタウンではなんと15日に小林幸子(60)のミニライブと握手会が予定されている。12年に彼女の夫と当時の所属事務所社長との間に勃発した“お家騒動”以降、NHK紅白歌合戦への出場も果たせていない彼女。最近ではニコニコ動画に出演する等、これまでとは全く違う方向性で活動し、どんどんユーザーとの距離を縮めている小林だが、やはり小林幸子とイオンモールの組み合わせには違和感を感じてしまう。

 とはいえ、元モー娘。の保田圭(33)や藤本美貴(29)らも、グループ脱退後の08年頃には人気が低迷し“ドサ回り”に明け暮れていた時期がある。しかし現在ではそれぞれのキャラを活かして活躍し、テレビや雑誌出演も多数舞い込んでいる。また、昨年頃から人気再燃と言われ始めたモーニング娘。‘14も、au「学割」やカゴメ「野菜一日これ一本」のCM出演がある一方で、未だに全国のショッピングセンターを回り握手会やミニライブを行っている。

ネガティブなイメージがある“ドサ回り”だが、そこから持ち直せる可能性も十分にある。ある意味では、芸能人に与えられる通過儀礼とも言えるかもしれない。
(シュガー乙子)