
Photo by Paul Musgrave from Flickr
マイバイブを愛用している女子って、結構まわりにいますよね。ネット通販で手軽に買えるし、女子ウケするようなデザインが豊富になってきました。少し前までだとバイブを使う女子って、寂しさを慰める孤独なイメージで見られがちでした。でも最近では、感度アップや彼氏と遊び感覚でバイブを使っている女性が増えたため、明るく楽しむものと広く認知されてきたようです。
そこで今回は、日本の性をリードしているオナニストの女性7人が、東京・渋谷のバイブバー「ワイルドワン」に一同に会し、最新作のバイブについて品評する会に潜入! その様子をレポートします。
司会は、SM界の重鎮三代目葵マリーさんと、作家の中山美里さん(大人の女性のラブメディア『JESSIE』主催)。会場は、取材陣や関係者たちの熱気でムンムンです。
まず7人のオナニストが、自身のオナニースタイルを紹介していきます。
作家の大泉りかさんは、幼稚園からオナニーを始め、小学校時代には富士山噴火を食い止めるため、オナニー断ちしたほどのキャリアを持ちます。
「恥骨に電マをあてる3分オナニーが、手も汚れないしお手軽で好き。最近の進化したバイブって超テクニシャンだから、『もっとやってよ!』なんてバイブと会話しながらオナってます」
ラブグッズを扱うロイマリーズ代表のSAYURIさんは、小学一年生の時、畳に恥部をこすりつけていたら、母に止められた経験があると言います。
「今では夜寝る前に、クリ用バイブでサッと済ませる『お茶漬けオナニー』をやってます。長々とするのは面倒なので」
銀座ホステスのジャスミンさんは、バイブ要らずの特異体質を持ちます。
「6年前に山手線内でエロい妄想をしていたら、突然潮を吹いたんです。それからまわりに人がいても、集中すれば3分以内でイケるようになりました」
これは俗に「エナジーオーガズム」と呼ばれます。ジャスミンさんの願望は、「バイブを使ってイケるようになりたい」ということです。
ライターの竹内りえさんは、ナス、きゅうり、冷やしたスプーンなどで試したこともあるチャレンジャー。
「男のオナニーチャンネルで喘ぎ声を聞きながら、同時に果てるのが好き。普段は『オーガスタ』(女性の感度&膣圧アップのために作られた名バイブ)を愛用してます」
コスプレイヤーの絆創子(ばんそうこ)さんは、四歳でうつぶせオナニーを覚えたほどの早熟さ。
「今は、する前には全裸になって女性用TENGA(iroha)を使ってやります」
芸能プロダクション「Hustler2」代表で、元AV女優のミュウさんは、24歳でAVデビューするまで、オナニーはしたことがなかったと言います。
「初現場でピンクローターを初めて使って、すごい感動しました。これを知らずして死ねるか、って感じ。その晩からローターにハマりました」
今は息子と一緒に寝ているため、オナニーは封印しているそうです。
最後は女優志望の八橋マリリンさん。セックスよりオナニー派で、クリの付け根が性感帯だそう。「最近アナルにも目覚めたんです。アナル用バイブもぜひ作って欲しい」と切望しています。
マリリンさんは先の震災で被災しました。
「自宅は避難区域にあって、自宅に置いてきたマイバイブの行方が心配です。避難場所に持ち出すにも、バイブの汚染度を計量するのがちょっと恥ずかしい」
司会の中山さんは、「おもちゃが一般的じゃなかった古い時代の人間なので」オナニーは手派。
「指でクリの押し具合、指の動きのリズム、脳内テンションのオーガズムまでもって行き方が大切。もう一押しの時には、呼吸をハッハッっと調整して達します」
さて、オナニスト7名の自己紹介が一通り済んだところで、いよいよバイブ品評会へ。
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