私がビッチ活動をするにあたって、欠かせないのがビッチ友達の存在です。共に合コンや逆ナンに繰り出したり、くだらないセックストークでおしっこがちびれるぐらい大笑いしたり……。そんな盟友・ビッチ友達とは、時々こんな会話をすることがあります。
「あの人、まじで上手かったから1回ヤッてみて!!」
「まじか!! んじゃヤッてみるわ♪」
自分が実際にセックスをして、ちんちんの具合や愛撫のテクニックが神レベルだった男性をビッチ友達にもオススメする。いわゆる、ちんちんの共有です。
お互いセックス大好きなビッチ同士ですから、ナイスちんこをひとりじめしてしまうのはなんだか仲間意識に欠ける気がするし、せっかくなので大好きな友達にも気持ちいいセックスを味わってもらいたいという純粋な友情から生まれるこの会話。使ってみてよかったコスメをオススメするような感覚で、竿姉妹になろうとする私たちです。その後、無事にオススメされた男性とセックスをして、「確かにめっちゃうまかったわ」「でしょー!!」という会話をするのもいとをかし。同じ男性とセックスをしたことで、さらに友情が深まる気がしてならないのはなぜでしょうか(これって、私たちだけですかね?)。
上手いと噂のヤリチン大学生とご対面
ある日、そんなふうにビッチ友達から一人のヤリチンを紹介されました。彼女が今までヤッた中でも一、二を争うほどのテクを持っているという純くん(仮名)は、なんと5つ年下の大学生。3人で飲みに行く予定だったのに、ビッチ友達は「予定がある」とさっさと帰宅し、私と純くんは初対面なのに2人きりになってしまいました。これは私と純くんをスムーズにセックスさせるためのビッチ友達による策略だったのですが、21歳のピチピチDD(男子大学生)を目の前に、私は緊張して今にも嘔吐しそうな気分……。
近年の私は、同い年もしくは2、3歳年上の男性とセックスすることが多いのですが、20代後半に差し掛かってくると男性にも多少の老いが見えるものです。例えば、お腹がポッコリしていたり、肌のツヤとハリにやや陰りが見えたり。自分もそれと同じくらい(もしかしたらそれ以上に)老化してきていると思うのですが、逆に「お互い様だよね」という精神で安心してセックスできるという利点があります。
しかし、21歳の純くんは、お肌のキメも細かいし、何より全身から発しているオーラが若々しい。子供っぽいというワケではなく、若さがみなぎっているのです。Kis-My-Ft2の玉森くんを彷彿とさせるやや中性的なルックスというのも、私の老化コンプレックスをギュンギュン刺激してきます。きっと大学でのスクールカーストは最上位で、リア充まっしぐらなタイプです。
そんな彼を目の前にし、「これ、無理でしょ……。いくらヤリチンでも、私じゃ相手にされないやろ」と早くも逃げ腰になった私。普段接することのない大学生とどんな話をすればいいかもわからなく、口数の少ない無愛想BBAになってしまいました。それでも、純くんは終始ニコニコ話しかけてくれ、会話をリードしてくれます。女慣れしているヤリチン特有の余裕があると言えば伝わりますかね?
そうして、純くんのヤリチン会話テクにより私の緊張も徐々に解け始めてきました。緊張をほぐすために煽りまくっていたお酒も効いてきて、ビッチモードにシフトチェンジ。すると、居酒屋の個室で向かい合わせに座っていた純くんが急に隣に移動してくるという小悪魔テクを発揮し始め、私はノックダウン寸前に。純くんからはほどよい香水のいいにおいがするし、さりげなくそれをクンクン嗅ぎながらこの雰囲気に酔いしれていたところ、ふいにキスされてしまいました。さすがヤリチン!! 全く無駄のない行動です。
この一撃でリミッターが解除されてしまった私は、そう遠くないであろう純くんとのセックスで頭がいっぱいになりました。一刻も早くここを出て、セックスしたい。そんな私の不埒な気持ちが伝わったのか、純くんは「そろそろ場所変える?」と提案してくれました。手をつないでラブラブムードだった私たちは、店を出て純くん宅に行くことに。
ビッチ友達オススメのセックスを体感
純くん宅は、一人暮らしの男性の部屋らしいほどよい汚さと生活感に溢れていました。加えて、ベッドサイドにコンドームが箱ごと置きっぱなしなのがいかに女の出入りが激しいかを物語っていました。正真正銘のヤリチンなのでしょう。
部屋に入るなり、先程よりも激しいキスをかましてきた純くん。いよいよビッチ友達お墨付きのセックスを味わえる……。期待に胸が高まるばかりです。
シャワーも浴びずにベッドに誘導され、純くんによるキス+服の上からのおっぱいやまんまんへのソフトタッチを受けました。確かに、これは上手い。優しさと丁寧さが合わさったようなキスと愛撫です。服の脱がせ方もスムーズで、なおかつ全てがソフトタッチ。手マンやクンニも、時折「痛くない?」と聞きながら優しく施してくれ、全体的に紳士的なセックスといったところでしょうか。
さて、肝心のちんちんはといいますと、リポ◯タンDのような形状で大体14cmほど。長さより太さがあるタイプです。丹念に愛撫された後に挿入されたのですが、優しい愛撫とのギャップを感じさせるような力強いピストンと、緩急をつけてまんまんの中を探るようなピストンが繰り返され、私は完全に翻弄されました。
「こ、こいつ、やりよるな……」快感の中で、私は純くんのセックス・ポテンシャルの高さに驚きつつ、これを共有しようとしてくれたビッチ友達の気持ちが身に染みてわかりました。私のセックスランキングの中でもトップ3に入るほどの腕前を持った純くんに出会うきっかけを作ってくれたことを深く感謝!!
その後、純くんと2回ほどセックスをして帰宅した私はすぐさまビッチ友達に連絡し「まじで上手かったんだけど!!」と感想を伝えました。「でしょー!! 絶対ロリルミも気に入ると思った」と鼻高々なビッチ友達。竿姉妹としての一体感が押し寄せる瞬間です。
こうして、ちんちんの共有をしてきた私たちの間で定説となったのは「会話をうまくリードしてくれる人はセックスが上手い傾向にある」「セックスのうまさはテク云々というよりもおそらくその人のセンスの問題」ということ。どちらか一方に彼氏ができない限り、私たちの竿姉妹としての血はどんどん濃くなっていくかもしれません。
■Lollipop-Rumiko(ロリポップ-ルミコ)/通称ロリルミ。中学1年で済ませた初体験を皮切りにビッチ街道を突っ走ってきたが、ここ数年それに疑問を感じ始めている26歳。しかしまだ完全にビッチを卒業することはできず。好きな男性のタイプは、ちょっとSなクンニスト。最近の悩みは、夕方になるにつれてクッキリしてくるほうれい線と、過度の飲酒と白米の食べ過ぎによってできた腰回りのぜい肉。