最新号の「週刊文春」(文藝春秋)にて、“ぶりっこキャラ”で注目を集めたTBSの田中みな実アナウンサー(27)が9月末で退社し、フリーへ転向することが報じられた。
記事によると、田中アナはTBSを退社後、宮根誠司(51)や羽鳥慎一(43)らが所属する芸能事務所「テイクオフ」に移籍するという。TBSもこれを認めているとのことだ。
なお、田中アナはここ数年、TBS内で完全に孤立し「もう殺伐とした世界に疲れた……」とこぼすことがある等、情緒不安定な時期があったとの話も。この時期に彼女は、『サンデージャポン』(TBS系)で共演していた「テイクオフ」所属の立花胡桃(32)に相談を持ちかけており、その後立花を通じて宮根に移籍について相談したという。
ちなみに、同誌が田中アナと交際中のオリエンタルラジオ・藤森慎吾(31)に、この件に関して直撃したところ、「そうなんですか。まあ、言えることと言えないことがあるから」「悩んでいたりとかも、多少あるかもしれませんね。本人が一番いいようにしてもらえるのが一番いいですけどね」と話していたそうだ。
そんな藤森だが、田中アナとの交際を認めた後、大阪のクラブで知り合ったモデルの女性を妊娠・堕胎させ、この女性に中絶手術費、慰謝料として計350万円を支払ったと同誌に報じられたことがある。
交際当初は、“ぶりっこキャラ”と“チャラ男キャラ”を全面に出していた彼らだったが、2人の間に藤森の浮気のみならず相手女性の妊娠・堕胎というネガティブな事柄が明るみになったことで、それぞれのキャラは消滅しかけていった。それと同時に、その後も藤森との交際を続ける田中アナについて「男見る目なさすぎ」との声が続出。好感度が高いとは言えないカップルである。
近年、女子アナのフリー転向は増加しているが、フリーになった途端に仕事が激減するケースも少なくない。元日本テレビアナウンサーで最近バラエティ番組で見かけることの多い脊山麻理子(34)は、仕事がなく今年の3月の月収は6万9千円だったと明かしていた。元TBSアナウンサーで田中アナと同じ“ぶりっこキャラ”の小林麻耶(34)も、フリー転向後は目立った活躍がなく、最近こそ『バイキング』(フジテレビ系)の金曜日レギュラーとして活躍しているが「その年でぶりっこするのは痛々しい」と批判的な声が多く聞かれるようになっている。
さらに言えば、ぶりっこキャラの女性タレントの消費サイクルはかなり早い。昨年テレビに出まくっていた芹那(29)はすでに消え、かつて童顔・色気・プンプンで人気だったさとう珠緒(41)は「ついにAV出演か」という話題でしか名前が上がらない状態だ。田中みな実がフリー転向後もあのキャラを貫くとすれば小林とモロかぶりなうえ、需要も二分してしまうように思える。
アンチが多い“ぶりっこキャラ”や恋人の過去の過ちといったマイナスイメージを背負ったまま、競争率の激しいフリーアナ業界に身を投じようとしている田中アナ。中には、イメージ台無しの“コンドーム写真”から見事に這い上がった夏目三久(29)というフリーアナとしての成功例もあるが、果たして田中アナの場合は……。
(シュガー乙子)